著者・Fによる「20代で得た知見」という本をご存じでしょうか?
この本は著者が心を動かされた物事について、著者独特の言葉づかいや表現方法でまとめたエッセイとなっています。
特に、読者の多くは10代~20代の若者で、SNSで支持を集め好まれ読まれています。
中には「人生のバイブル」としていつでも読めるように近くに置いている人も。
そこで、20代で得た知見がどのようなところから人気になったのか?
20代で得た知見みたいな本、似てる本はあるのか?
また、著者・Fの他の本はどんなものがある?
以上のことについて調査しました。
ぜひ最後までご覧ください。
20代で得た知見みたいな本が欲しい!なぜ人気?
各所で話題の「20代で得た知見」。
20代で得た知見はなぜ、どういったところが人気なのでしょうか?
また、どんな年齢層の人に人気があるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
SNS発信の「エモ文学」
【個人的ベストBUY】
— こーずぶろぐ (@cozeblog) November 4, 2022
作者はまだ若いのに1つ1つの言葉選びが秀逸ですごくエモい。
デザイン、作り、紙質すべてが洒落ててリュックの中に入れておきたい一冊です。
「20代で得た知見」 pic.twitter.com/IO6QIcNuV8
エモいとは英語の「emotional(エモーショナル)」を元に生まれた、心を揺さぶられた事柄に対して使う現代のスラングのひとつです。
SNSでのポエムのような呟きはエモ文学と呼ばれており、多くの人の心を揺さぶり共感を得ています。
20代で得た知見の作者Fさんもそのひとり。
何気ない日常や恋愛観などの、ちょっとしたことに対してのつぶやき、その表現に心を動かされた人たちから厚い支持を受けています。
20代で得た知見はエッセイ集・詩編であり、語り口がこのエモ文学と同じため、受け入れられやすかったようです。
10代、20代の女性からの支持が高い
F『20代で得た知見』読了。
— 鹿苑寺と慈照寺 (@superflare58) October 25, 2020
どう言葉に表していいかわからない感情を簡単にたった3文字で「エモい」なんて言ってしまうけど、そんな簡単に表せるはずがない。
そんな感情がエッセイの形式で綴られている。
20代最後の今年に読めてよかった。
あと、最後の「友人に宛てた結婚式祝辞全文」が最高#読了 pic.twitter.com/bAeFelPPG8
女性は感受性が高い人が多く、特に10代20代においては、様々なことに強く感情を揺さぶられることも。
20代で得た知見は、誰しもが一度は経験するであろう事柄を、作者の考えや感じ方を交えて語る内容となっています。
また、いろいろな人に20代で得た知見を聞き、それをまとめています。
これから20代になる10代、そして現在20代真っ只中の人が読むことで、今漠然と感じている不安と重なり、多くの人の共感を得て人気の本となりました。
20代で得た知見みたいな本はある?
ここまでで、Fさんの20代で得た知見がなぜ人気になったのか解説してきました。
20代で得た知見を読んで、もっと似ている本を読みたい!
そう思った方のために、20代で得た知見みたいな本、似ている本を探しましたのでご紹介します!
20代で得た知見みたいな本①嫌われる勇気
🌸嫌われる勇気🌸#読了
— とも🌸HSP教員【人間関係整え屋】 (@tomohiro33333) April 6, 2020
読んだのは2回目。
個人的には、「貢献感」のところが一番心に響いた。
他者に思われなくても、自分が貢献している感覚を持つ。
今日は誰も見てないなかで、学校に届いた教材を学年別に仕分けた。
見られてなくても気持ちいいものだ。#嫌われる勇気 pic.twitter.com/M18DZJyYdk
「嫌われる勇気 自己啓発の源流 アドラーの教え」は岸見一郎(きしみ・いちろう)と古賀史健(こが・ふみたけ)の二人によるアドラー心理学の本です。
アルフレッド・アドラーは対人関係を改善していくための方法を提唱するアドラー心理学の創始者であり、自己啓発本の源流となっています。
内容は哲学者と青年が対話をしながら、アドラーの思想をひも解いていくものになっています。
日本国内では284万部、その後翻訳され世界では960万部も売り上げたベストセラーとなりました。
20代で得た知見みたいな本②貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
読了「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題/ジェーン・スー」
— あやや (@hraom) October 26, 2014
あまりに面白すぎるから読み終わるのが嫌ででも読み進めたくてっていう葛藤と戦った本だった。「カワイイはだれのもの?」が一番好きだ。 pic.twitter.com/yD6mIj7xlm
ジェーン・スーによる「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」は、笑いと辛口な文を混ぜながら自分の経験や失敗をまとめたエッセイ本です。
20代から40代まで、女性の生き方や働き方などに切り込み、自身の認めたくない感情を分析・文章化した部分に共感を覚えた女性も多いようです。
20代で得た知見みたいな本③二十歳の原点
#読了
— レオンハート (@CpW4ayZeZReiEcp) July 28, 2021
二十歳の原点/高野悦子
2回目の読了です。
1回目は高校時代に。
なんど読んでもいい。
「不完全なのが人間であり、不完全さを克服しようとすることに人間的価値があり、そこに生命の発露があるのだ。」
最高だありがとう pic.twitter.com/OZup46b7rq
当時大学生だった高野悦子(たかの・えつこ)による日誌が「二十歳の原点」です。
二十歳の誕生日から半年後に亡くなるまで、自分の理想と現実の姿との様々な葛藤や挫折を綴った日記となっています。
苦しみながらも一生懸命に生き抜いた二十歳の女性の心情がありありと描かれており、多くの人の心をうつ作品となりました。
また、高野さんは詩人に憧れていたそうで、この日誌には詩も綴られています。
20代で得た知見著者・Fの他の本は?
面白い本、共感できる本を読むと、その作者さんの別の本も読みたくなりますよね。
20代で得た知見の作者・Fさんの他の本はどんなものがあるのか、調べてみました。
いつか別れる。でもそれは今日ではない
〝寂しいと言えなくなったすべての大人のためのエッセイ〟
— TSUTAYA光吉店 (@TSUTAYAmitsuyo) August 13, 2017
『いつか別れる。でもそれは今日ではない』
著者はTwitterフォロワー数13万人超のFさん。
恋、人間関係、自分との向き合い方など、計65篇が収録されており、ほのかに温かく、絶妙に鋭い文章が何度も読み返したくさせます。
… pic.twitter.com/6kkA7VQJ94
20代で得た知見と同じように、「いつか別れる。でもそれは今日ではない」は全4章65篇で構成されたエッセイです。
恋愛や人間関係、そして自分自身に向き合う本となっています。
本の概要に書かれた「寂しいと言えなくなったすべての大人のため」というキャッチフレーズに、ぐっと目を引かれました。
ふとさみしくなった夜に読んでみてはいかがでしょうか?
真夜中乙女戦争
F『真夜中乙女戦争』
— もしかめ@読書垢 (@nukutoku) March 18, 2022
表紙に惹かれて購入。
将来への不安、環境への不満、多感な時期の若者が抱く絶望感。だけれども完全には達観し切れない弱さもあって…。
学生時代に読みたかったなと思うと同時に、大人になってから読むのもそれはそれで感情に浸れて良いかと1人で納得。#読了 pic.twitter.com/Ssa1mTmA08
「真夜中乙女戦争」はFさんによる青春サスペンスの小説です。
つまらない毎日を送っていた大学生の主人公はある出会いによって、日常が一変します。
しかし、主人公の知らず知らずのうちに、とんでもない事件にまきこまれていて…というあらすじになっています。
こちらは2022年1月に、同タイトルで映画化もされています。
キャストの演技も評価が高いので、映画も合わせて観てみるのもおススメです!
20代で得た知見みたいな本はある?似てる本3選!まとめ
この記事では、
- 20代で得た知見はどんなところが人気なのか
- 20代で得た知見みたいな本、似てる本3選
- 著者・Fさんの他の本2選
についてご紹介しました。
20代で得た知見のような本を読んで、人によって感じたもの・得たものは違うと思います。
それぞれが感じたものを大切にして、これからの自分の人生の幅が広がるように活かしていきたいですね。